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breeding method
ここでは1本目の菌糸ビン投入から羽化までの流れに沿って、温度管理と菌糸交換について紹介します。
まず1本目の菌糸ビンに幼虫を投入するわけですが、私の場合は1本目の管理温度は21〜22℃からスタート。その後、徐々に温度を上げていき、60日後25℃まで上げます。
ビンサイズはPP440または広口600、数は少ないですがPP800も使います。
そして菌糸ビンの食い上がりを見つつ60〜75日で菌糸交換。体重は♂の場合10g〜18gあれば充分とみています。

【菌糸ビン1本目】
菌 床 オオヒラタケ系、クヌギorブナ微粒子、ややゆる詰め、添加剤無し、600cc広口、PP440、PP800
銘 柄 EXCEED CRAFT TRUENO、LEVIN、他
期 間 約60〜75日間

 

1回目の交換時に25℃だった温度を、次の2本目では短期間内に27℃まで持っていく。私の一番のこだわりは、1本目よりも2本目の菌糸ビンを高温で管理すること。ここが一般的な飼育法ともっとも違うところだと思います。
最初の30日間は26〜27℃、次の30日間は26℃〜25℃、その後は24〜23℃まで下げていきます。ビンサイズはデブセンまたはPP1400。デブセンでも特に小さすぎることはなく30gが普通に出ます。そして投入から60日〜90日で3本目へ。大型幼虫は20後半〜30gに成長しています。

【菌糸ビン2本目】
菌 床 オオヒラタケ系、ブナ粗粒子、固詰め、添加剤無し、デブセン、PP1400
銘 柄 EXCEED CRAFT EXTRA
期 間 約60〜90日間

 

3本目は23℃前後でじっくりと熟成させます。ビンサイズは前回同様、デブセンまたはPP1400。
この交換で気をつけることは「暴れ」と「早期羽化」。対策として交換直後はフタをゆるめるか外すかすることと、交換前の温度に対して交換後はけっして温度を上げないことです。
それでも暴れる幼虫がたまにいますが、ほとんどの幼虫はこれで落ち着いています。

【菌糸ビン3本目】
菌 床 オオヒラタケ系、クヌギorブナ中粒子、やや固詰め、添加剤無し、デブセン、PP1400
銘 柄

EXCEED CRAFT LEVIN-G、月夜野きのこ園 BASIC、他

期 間 約90日〜羽化まで

 

その後、幼虫に冬を感じさせるため徐々に温度を下げていきます。これをやっておかないと(特に大型幼虫は)セミ化する個体が出てきます。
時期で言うと12月ごろから下げはじめ、1月中旬には18〜17℃まで落とします。その温度を3週間ほど維持し、2月中旬頃から再び温度を上げていく。

 

さらに23〜24℃まで上げていくと、まったり落ち着いた状態から蛹室を作るために動き出す幼虫が出てきます。そのまま蛹室を作り始めればOK。
でも動き回って止まらなくなってしまう個体は4本目へ交換。最後に蛹化を促すために温度は25〜26℃まで上げていきます。
そして4月初めから♀が一斉に前蛹〜蛹化。少し遅れて♂も蛹化していきます。
蛹管理温度は25℃くらいをキープ。5〜6月に羽化ラッシュ。

以上が私の幼虫飼育の概要です。最後に、上記の温度管理をグラフ化したものを掲載しておきます。
※この飼育法はすべての飼育環境に対応しているわけではありません。あくまで参考に留めることをお勧めします。万が一、この飼育法をトレースされていかなる結果が出ても責任は負えません。
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