中原DNAとは

2005年、ルーツである佐賀県三養基郡中原町産オオクワガタの血統「SAGA DNA80」から誕生したオス1頭、メス2頭によってこの血統は始まりました。
その交配から産まれた新成虫群はどの個体も大変素晴らしいものでした。その中で特に際立った大きさと美しさを兼ね備えたオスがいました。それが中原DNA Mk-II 81mmです。
2008年、第10回BE-KUWA美形オオクワガタコンテストにおいて Mk-IIは78mm以上の部で優勝することが出来ました。
さらに2010年、Mk-IIの直仔であるDNA-2Bが第11回BE-KUWA美形オオクワガタコンテストで準優勝。
そしてその翌年、このコンテストの第1回から第11回までの全優勝個体17頭の中から真の優勝を決めるグランドチャンピオン決定戦が開催されました。
その審査の結果、中原DNA Mk-II 81mmが歴代優勝虫のなかの頂点に立つグランドチャンピオンの栄冠を手にすることになりました。
それから数年間をかけて、中原DNAはさらなる進化を続け、2017年に羽化したDNA-C2により、血統としての完成に近付きました。
中原DNAとはグランドチャンピオンMk-II81mmオスから脈々と受け継がれてきた嫡流のオオクワガタ大型美形血統です。
中原DNAの外見の特徴は、アゴは太く張り出し、緩やかな大きなRのカーブを描いています。また頭幅は大きく、胸部も充分な幅を持っています。上翅は艶やかに締まった逆卵形状をしており、体表面は大きなディンプルの無い美しさを保っています。